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2024/11/29塗装をおこなわないほうがいい!?!?№526

2024.11.29 (Fri) 更新

こんにちは
泉州ペイントの木ノ下です。ヾ(●´∇`●)ノ

本日はスレート瓦でも塗装できない瓦、塗装しても意味がない瓦を
皆様に知っていただこうと思います。

その瓦の名称がパミール瓦と呼ばれるものです。
パミール瓦は、かつて日本の住宅で広く使用されていたスレート屋根材の一種でした。

そもそもパミール瓦が開発されたのは、アスベストの使用が禁止されたことを受け、代替となる建材の需要が高まったためです。
アスベストは優れた耐火性や強度を持つ一方で、健康への悪影響が指摘され、使用が規制されることになりました。

そうして作られたパミールはノンアスベストのスレート屋根材として、多くの住宅に採用されました。
しかし、長期的な耐久性については十分な検証が行われていなかったことが、後々大きな問題となりました。(´×ω×`)

パミール瓦の主な問題は、その耐久性の低さです。製造からわずか数年で表面が剥離し始め、
10年程度でボロボロになってしまうケースが少なくありませんでした。
そのため、多くの住宅で早期の葺き替えが必要となり、多くの住宅所有者に多大な経済的負担をもたらしました。(´×ω×`)

パミール瓦はこのようにミルフィーユ状に割れることが特徴的です。

塗装をおこなったとしても素材から割れてきてしまうため
塗装の意味がなされません。(´×ω×`)
なので要注意な瓦の一つとして全国的にもあげられています。

そこで皆様に、もしパミールかわからない
そのような場合の見分け方をお伝え致します。(ง •̀ω•́)ง

凹凸が等間隔になっています!
これが一番分かりやすいかなと思います。
是非覚えておいてください(ง •̀ω•́)ง
間違えても塗装の選択は避けてください。
葺き替え工事、重ね葺き工事等
新しい屋根材を必ずのせてください!!

024/11/29ブログ執筆者

泉州ペイント株式会社 

木ノ下 玄起        

一般建築物石綿含有建材調査者 外装劣化診断士

外装劣化診断士

外壁塗装・屋根塗装・防水工事 

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