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2024/9/16 下地処理の色々!№496

2024.09.16 (Mon) 更新

こんにちは( `ー´)ノ

泉州ペイントの宮田です(^^)/

本日は塗装前の下地処理について!!

下地処理にも色々あるのですが・・・

もちろんどのお家にも同じ処理をするわけでなく、立地条件や下地の種類、それから一度塗装をしたことがあるお家なら

前回どういった材料で塗装しているのかなんてことも関わってきます(^^)/

例えばですが、

こちらサイディングボードの上に弱溶剤系の塗料を塗装して約15年が経過しているお家になります!

どのメーカーのなんていう商品を塗装しているかまではわかりませんが、水性ではなく弱溶剤の塗料を塗装していることは

ひび割れ方、塗装の剥がれ方で推測できます( `ー´)ノ

この写真だけの劣化ではコーキングを打ち換えれば問題ないのですが、

このように、コーキング以外の箇所にも細かい蜘蛛の巣状のようなひび割れが出ております( ;∀;)

下地がサイディングボードなので、このまま塗装するとまた数年経つと同じように割れてくる恐れや塗装しても型が残るような

仕上がりになる可能性もあります( ;∀;)

そうならないために、下塗りの選定と施工方法が非常に重要になります( `ー´)ノ

ただ塗るだけではないのです(^^)/

外壁塗装における下地処理の重要性は、塗装の仕上がりや耐久性を大きく左右するため非常に高いです!!

塗装をする前に外壁の表面を適切に整える工程で、以下の理由から重要視されているポイントをまとめてみました( `ー´)ノ

 

1. 塗料の密着性向上

塗料がきちんと密着するためには、表面が滑らかで清潔であることが重要です。汚れや古い塗膜が残ったまま塗装すると、新しい塗膜がしっかりと付かず、早期に剥がれてしまうリスクがあります。下地処理では、既存の汚れや塗膜を取り除き、表面を均一にすることで、塗料の密着性を高めます。

2. 長期的な耐久性の確保

外壁は雨風や紫外線などの外的要因に晒され続けるため、下地処理が不十分だと塗膜の劣化が早く進行します。適切な下地処理を行うことで、塗料が外壁にしっかりと定着し、長期間にわたって外壁を保護します。

3. 外壁の保護

外壁にはひび割れや損傷が発生することがあります。下地処理では、これらの問題箇所を修復し、塗料が均等に塗布できるようにすることで、外壁全体の保護効果を高めます。クラックや損傷がそのまま残っていると、塗料の防水効果が十分に発揮されず、内部に水が侵入し、建物の構造を傷める恐れがあります。

4. 美しい仕上がりのため

下地処理がしっかり行われることで、塗料が均等に塗布され、滑らかな仕上がりになります。外壁の凸凹や汚れが残ったままでは、仕上がりにムラが生じることがあります。特に仕上がりの美しさを重視する場合、下地処理は欠かせません。

5. 費用対効果の向上

下地処理を怠ると、塗装の耐久性が短くなり、短期間で再塗装が必要になる可能性があります。初めから適切な下地処理を行うことで、塗装の寿命が延び、結果的にメンテナンスの回数が減少し、長期的にコストの削減につながります。

 

しっかりとした下地処理を行ったうえで塗装することで、10年持つ塗料がきちんと10年持ちます(^^)/

逆にここで間違った処理をしてしまうと、せっかく高いお金を払って塗装工事をしても長持ちしない状態で

仕上がってしまうこともあります( ;∀;)

この見極めは非常に難しいですが、見積もりを取る際はきっちりと業者さんの説明を聞いて、

どのような処理が必要か、どういうことが重要なポイントになるか確認するようにしてください( `ー´)ノ

2024/9/16ブログ執筆者

泉州ペイント株式会社 

宮田 遼平       

一般建築物石綿含有建材調査者 外装劣化診断士

外壁塗装・屋根塗装・防水工事 

施工対応エリア

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