2025/1/6外壁塗装における気温や湿度との関係性について№535
外壁塗装は気温や湿度などの環境条件に大きく影響を受ける作業です。これらの条件が適切でない場合、塗装の仕上がりや耐久性に悪影響を及ぼす可能性があります。以下に気温や湿度との関係性について説明します。
1. 気温と外壁塗装の関係
理想的な気温
- 一般的に外壁塗装に適した気温は**5℃~35℃**です。
- 5℃未満:塗料の乾燥や硬化が遅くなるため、仕上がりが悪くなる可能性があります。
- 35℃以上:塗料が急速に乾燥し、塗膜がムラになったり、ひび割れが発生することがあります。
低温時の影響
- 塗料が硬化不良を起こしやすい。
- 乾燥時間が長くなるため、雨や夜露の影響を受けやすい。
高温時の影響
- 塗料が速乾しすぎて、滑らかに広がらない。
- 表面が乾燥しても内部が硬化していない「皮張り現象」が起きやすい。
2. 湿度と外壁塗装の関係
理想的な湿度
- 一般的には85%以下の湿度が適しています。
- 湿度が高すぎると塗料が乾燥しにくく、塗膜にトラブルが発生しやすくなります。
高湿度時の影響
- 塗料が乾燥する前に水分を吸収し、白化(白っぽく曇る)や剥がれが発生。
- 塗膜が弱くなるため、耐久性が低下。
低湿度時の影響
- 乾燥が早すぎてムラができる。
- 高温と組み合わさると、塗料の均一な塗布が難しくなる。
3. その他の気象条件
- 風:
- 強風時は塗料の飛散や乾燥ムラが起きやすい。
- 周囲への飛散事故のリスクが高まる。
- 雨:
- 塗装中や乾燥中に雨が降ると塗料が流れ落ち、仕上がりに大きな影響。
- 日照:
- 直射日光下では塗料が急速に乾燥するため、施工は避けたほうが良い。
4. 適切な施工タイミング
- 晴天で風が穏やか、気温が10℃~30℃、湿度が**40~70%**の条件が最適。
- 早朝や夕方は夜露が発生しやすいので避ける。
- 季節的には春や秋が施工に適していることが多い。
外壁塗装の成功には、適切な気象条件を見極めることが重要です。塗装業者と相談しながら、最適なタイミングを選ぶことをお勧めします。
外壁塗装における気温や湿度の管理は、仕上がりや耐久性を左右する重要なポイントです。気温が適正範囲(5℃~35℃)を外れると、塗料の乾燥や硬化に問題が生じます。低温では塗料が硬化しにくく、塗膜が弱くなる一方で、高温では乾燥が早すぎて塗膜がムラになったり、ひび割れが起きる可能性があります。湿度も同様に重要で、85%以上の高湿度では塗料が乾燥不良を起こしやすく、白化や剥がれの原因になります。逆に低湿度では乾燥が早すぎて塗膜にムラが生じやすくなります。
また、風や雨、直射日光も注意が必要です。強風時には塗料が飛散しやすく、仕上がりが不均一になるほか、周囲への影響も懸念されます。雨が降ると塗膜が流れ落ち、施工に大きな影響を及ぼします。直射日光下では塗料が急速に乾燥し、塗膜に不具合が出やすいです。そのため、気温10℃~30℃、湿度40~70%、風が穏やかな晴天の日が理想的です。
さらに、塗装作業は早朝や夕方の夜露が発生しやすい時間帯を避け、昼間の適切なタイミングで行うことが推奨されます。季節的には、気候が安定しやすい春や秋が最適とされます。これらの条件を考慮することで、外壁塗装の品質と耐久性を高めることが可能です。
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2024/12/20ブログ執筆者
泉州ペイント株式会社
宮田 遼平
一般建築物石綿含有建材調査者 外装劣化診断士
外壁塗装・屋根塗装・防水工事
施工対応エリア
(泉佐野市 泉南市 貝塚市 岸和田市 阪南市 田尻町 熊取町 忠岡町 岬町 和泉市 泉大津市 高石市 堺市)
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