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2025/6/26夏の暑い時期の塗装工事について№583

2025.06.26 (Thu) 更新

夏の暑い時期に外壁塗装をする際のメリット・デメリットと注意点

外壁塗装は建物の美観を保つだけでなく、紫外線や雨風から外壁を守る大切なメンテナンスです。その中でも「夏」は外壁塗装に適したシーズンの一つとされています。ただし、暑さゆえの注意点も多く、慎重な計画が必要です。ここでは、夏に外壁塗装を行うメリット・デメリット、そして注意点を紹介します。


【夏に外壁塗装を行うメリット】

  1. 天候が安定している
     夏は梅雨明け以降、晴れの日が多くなります。外壁塗装は「雨が降らないこと」が非常に重要で、乾燥時間や施工のスケジュールに大きく影響します。天候が安定している夏は、スムーズに工事が進みやすい時期といえるでしょう。

  2. 塗料の乾燥が早い
     気温が高いため、塗料の乾燥が早く、作業効率も良くなります。湿度も比較的低い日が多いため、塗料の性能を発揮しやすい環境ともいえます。

  3. 工期が短くなりやすい
     乾燥時間が早まることで、全体の工期が短縮されるケースもあります。職人の作業日数が少なく済むことで、工事費用の抑制にもつながる場合があります。


【夏の外壁塗装におけるデメリット】

  1. 猛暑による職人の作業負担
     真夏の高温下での作業は非常に過酷で、熱中症リスクが高まります。そのため、職人が休憩を多く取る必要があり、場合によっては作業時間が短縮されることもあります。

  2. 塗料の乾燥が早すぎることによる不具合
     乾燥が早いことはメリットでもありますが、極端に早いと塗料がきれいに伸びず、ムラになったり、密着が不十分になることがあります。とくに直射日光が当たる面では注意が必要です。

  3. 窓が開けられない生活への不満
     外壁塗装中は窓を養生ビニールで覆うため、窓が開けられません。エアコンの使用が前提になりますが、室外機の一時移動が必要な場合や、電源の使用制限などで生活に影響が出ることもあります。


【夏に外壁塗装をする際の注意点】

  1. 工事期間の気温と湿度をチェック
     30℃を超える日が続くような時期は、塗料の選定や施工タイミングに配慮が必要です。業者が温度・湿度の管理を適切に行っているか確認しましょう。

  2. 遮熱塗料の導入を検討する
     夏に塗装するからこそ、遮熱効果のある塗料を選ぶのもおすすめです。屋根や外壁に使用することで、室内温度の上昇を抑える効果が期待でき、光熱費の節約にもつながります。

  3. ご近所への配慮も忘れずに
     窓を開けることが多くなる夏は、塗料の臭いや作業音に対するご近所のストレスが高まりやすい季節でもあります。事前の挨拶や工程の説明など、業者と協力して丁寧な対応を心がけましょう。


【まとめ】

夏の外壁塗装は、天候が安定しやすく、塗料の乾燥も早く進むという点で非常に効率的なシーズンです。一方で、高温による作業環境の過酷さや、生活への影響、塗装ムラといったデメリットもあるため、施工業者の選定と計画の立て方が成功の鍵となります。

経験豊富な業者に相談し、工事期間中の生活への影響や塗料の選び方などをしっかりと確認したうえで、納得のいく外壁塗装を進めましょう。遮熱塗料の導入も含め、夏だからこそ得られる効果を活かした施工を検討することが、快適な住まいづくりにつながります。

 

 

 

2025/6/27ブログ執筆者

泉州ペイント株式会社 

宮田 遼平       

一般建築物石綿含有建材調査者 外装劣化診断士

外壁塗装・屋根塗装・防水工事 

施工対応エリア

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