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促進耐候試験とは? 泉州ペイント№179

2021.12.07 (Tue) 更新

塗料の対候性は値段に比例することが多いです、

一部例外として意匠性重視の塗料はその限りではありませんが、大半の塗料は値段が高い=対候性も高いものです。

ただ塗ってしまえば高い塗料も安い塗料も見た目は一緒、塗り方も一緒です。

皆様塗装工事に求める事項は様々だと思いますが我々が最も大切だと思うことは塗料の期待耐久年数です。

我々は通常5パターンの塗料をお見積りさせていただき、その中から一番お値段と耐久年数がそのお家に合うプランをチョイスしてもらっています。

下地の状況によっては1~3パターンの場合もありますが。

複数塗料がある中で塗料の特性を塗料ごとにわかりやすくご説明しています。

一つの目安となるのが促進耐候試験データです。

どの塗料にもパンフレットがあります。どの塗料でもWEBでも確認できます。

WEBで確認できないような塗料は怪しすぎて取り扱いできません。笑

こんな感じでグラフが載っています。

グラフの見方としては

あくまで目安ですがキセノンランプの照射時間が1時間で実曝の1日相当の紫外線量と言われています。

上記の一般フッ素(オレンジ線)の試験データでいうと

光沢保持率80%を切るラインがちょうど4000時間となっています。

ということは4000÷365=10.958904195年

約11年後に光沢保持率が80%を下回る計算になりますね。

光沢保持率80%を切ると劣化のスピードは上がっていきますのでそれぐらいを目安に次回の塗り替えを設定してくださると建物もかなり長持ちします。

 

 

試験データの見方がわかると塗料のパンフレットを見るのも楽しくなるかも!?

というお話でした( ^^) _旦~~

 

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